ツンデレな王子さま♪




西条先生は腕を組んで大声で怒鳴った


「我、授業する気あったんか?遅れてきたなら後で理由を言えや!」


先生はそう言うと教科書を片手に教壇の方へ戻っていった


みんなは、どんまい…そんな顔で私を見ていた


さ最悪だぁ


重い足取りで席につくと桐谷がニヤっとバカにするように笑った


ムカッ


私だって遅れたくて遅れたわけじゃないもんっ!


秀のバカ野郎ーっ









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