ツンデレな王子さま♪
やっぱりいた
砂浜のデカい木影のした座りこんだ輝
重い空気の中輝の横に座った
輝は俺がいる事に驚きもせず、ただ遠くを見つめていた。
あん時と同じ…
カメラのレンズを悲しそうに覗いていた輝が頭に浮かんだ
恐らく、雫の事で悩んでんだと思う
だからこそ
聞くのは辛いが、コイツが思い込むのを見てる方が辛い。
「なぁ…」
力なくそう言うと俺と顔を見合わせる輝
「んだよ」
相変わらず冷たくしか輝に接しられない。
なんつー自分の性格の悪さがヒシヒシ伝わった