ツンデレな王子さま♪
今は雫の体温が温かかった。
いくら輝が雫を好きだからって
雫を憎んだりしない…
雫はあたしにとって大切な友達だから…
秀くんとすれ違った時一番にあたしに頼ってくれて嬉しかった
「雫…ありがとぉ…」
「ううん…私の方こそ力になれなくてごめんね」
力なくそう言う雫の目には涙が溜まっていた
なんでだろう…
一緒に泣いてくれる人がいるってこんなに温かいんだね…
あたし…
輝を諦めるなんて今は出来ないけど…いつかは出来るよね…?