2人ずっとこのままで
「あ、でも南もそんなに学校行くような奴じゃないだろ?」
「あー…まぁなー」
そう。南と初めて会ったのも学校じゃなくて飲み会の時だし。けっこう遊んでそうだもんな…。
そこが唯一の心配…。
現に今もメール返ってこねぇし!!
「そうなんかー。あ、ならよ、今度他校の奴とかめっちゃ集まる飲み会あるから、トシの彼女も呼べよ。俺見てみたいし♪」
「…先輩、口説いたりしないで下さいよ」
ニヤニヤしてる先輩に、俺は警戒しながら言った。
「バーカ、んなんじゃねぇーよ。俺、人の女に手出さないし。しかもお前だろ?気に入ってる後輩には幸せになってほしいし」
「シン先輩……」
ガラにもなく感動することを言う先輩に、マジで涙が出そうになった。
そんな俺を見て、我に戻ったのか、先輩は顔を赤らめて『乾杯し直すぞ!』とビールを手にとった。
…俺はこんな仲間に囲まれてホントに幸せなんだ。
「あー…まぁなー」
そう。南と初めて会ったのも学校じゃなくて飲み会の時だし。けっこう遊んでそうだもんな…。
そこが唯一の心配…。
現に今もメール返ってこねぇし!!
「そうなんかー。あ、ならよ、今度他校の奴とかめっちゃ集まる飲み会あるから、トシの彼女も呼べよ。俺見てみたいし♪」
「…先輩、口説いたりしないで下さいよ」
ニヤニヤしてる先輩に、俺は警戒しながら言った。
「バーカ、んなんじゃねぇーよ。俺、人の女に手出さないし。しかもお前だろ?気に入ってる後輩には幸せになってほしいし」
「シン先輩……」
ガラにもなく感動することを言う先輩に、マジで涙が出そうになった。
そんな俺を見て、我に戻ったのか、先輩は顔を赤らめて『乾杯し直すぞ!』とビールを手にとった。
…俺はこんな仲間に囲まれてホントに幸せなんだ。