恋の相手は白黒王子


――――――――――


「あははははは、そっかー見ちゃったんだぁ♪」


…恥。



美味しい朝食を囲んで、こんな話はやめましょう。




「みみみ、見てませんっ」


「でも良い身体してるよね、司って」



葵が司の身体をぺちぺち触る。




あぁー無理!

こんな男達と暮らしていけるわけがないっ!!



「うるせーな、触んなよ」


そう言う司は、ダルそうだけど、どこか楽しそう。


昔から仲良いのかな、この人達。



…っつーか。


「美味しいーっ」


「本当!?嬉しいな」



まじでヤバイです、この料理。

「うぅ~ん、最高♪」



「琉馬の作る飯は一流だな」


「当たり前じゃん!ずぅっとプロの料理人に教わってるんだからっ」



あ、お金持ちオーラ発動。



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