恋の相手は白黒王子
麗華学園の前で、みんなに見送りされる。
みんなは隣の麗華学院に向かって行った。
何で隣の大学にこんな目立つ人達がいたのに、気が付かなかったんだろう。
教室に入るとそわそわしてる椿が目に入る。
「おはよ」
「おはよ、姫嘉!」
椿には…言っておいた方が良いのかな?
「ね!今日だよね、執事来るの!!」
「へ?」
あぁ、そっか本当は今日の予定だったんだ。
「いや…それがね」
私は椿に全部話した。
「え、隣の麗華学院に通ってんの!?」
「そうみたい」
「やばかった!?格好良かった!!?」
興奮気味の椿ちゃん。
「う、うん…みんな格好良かったよ」
「いーなー、まじでー」
椿はぶらぶらと手足を動かして、駄々っ子の様に、ブーブー言ってる。