恋の相手は白黒王子
◆司side◆
神代組…桐瑞組と対立してる、厄介な組。
対立してる理由は…、まぁ大した事じゃない。
昔、いざこざがあったんだ。
その神代組に姫嘉が攫(さら)われた。
つか、自分から攫われに行った…の方が近いけどな。
で、まぁ何だかんだあって、やりあう事にしたんだけど…。
姫嘉が覚醒しやがった。
次々に男を殴っている。
いや、本当に姫嘉はただの女子高生で…ヤクザの血なんざ一滴も流れてないはずなんだけど。
何でだ…喧嘩楽しいとか言ってるし。
あ、啓太の事殴りやがった。
大して痛くないはずだけど。
「落ち着けよ姫嘉、ちょっとお前…大丈夫か?」
「うるさい!私に触るな!!」
んだと…?
お前、一体何がしたいんだよ。
「マジで、落ち着けって」
「こいつは…私が潰さないと駄目なんだ!!私にキスしたこいつを…生かしておいちゃ駄目なんだよ!!」
「は…?」
キス、だと?
「それは内緒のはずでしょ、姫嘉ちゃん?」
神代組…桐瑞組と対立してる、厄介な組。
対立してる理由は…、まぁ大した事じゃない。
昔、いざこざがあったんだ。
その神代組に姫嘉が攫(さら)われた。
つか、自分から攫われに行った…の方が近いけどな。
で、まぁ何だかんだあって、やりあう事にしたんだけど…。
姫嘉が覚醒しやがった。
次々に男を殴っている。
いや、本当に姫嘉はただの女子高生で…ヤクザの血なんざ一滴も流れてないはずなんだけど。
何でだ…喧嘩楽しいとか言ってるし。
あ、啓太の事殴りやがった。
大して痛くないはずだけど。
「落ち着けよ姫嘉、ちょっとお前…大丈夫か?」
「うるさい!私に触るな!!」
んだと…?
お前、一体何がしたいんだよ。
「マジで、落ち着けって」
「こいつは…私が潰さないと駄目なんだ!!私にキスしたこいつを…生かしておいちゃ駄目なんだよ!!」
「は…?」
キス、だと?
「それは内緒のはずでしょ、姫嘉ちゃん?」