無気力少女
「………」



「………」



「なんか喋ってくれよ」



「だって…………」



そう言って額をこすりつけた。



「ヒコに彼女が出来たって言われたとき、



心がもやもやってして」



「え?」



「ぎゅっと潰れたようになって



それでね」



「ん?」



「こうしてるとあったかいんだ」



それって……………/////



でもこうして話してるってことは



ケイはまだ分かって無いのかも。



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