飛べない鳥
『そいつで何人目だよ』
俺はスエットの下を脱ぎ、ズボンに足を通す。
ズボンを腰ではき、
ベルトをしたら準備完了だ。
『さぁな?まぁまたすぐ出来るでしょ』
響は笑いながら、テレビの電源を消した。
響は確かにモテる。
響を見た女は全員響に恋をするだろう。
響は調子にのって何人の女と付き合ったり別れたりする。
でも響は、寂しいんだろう。
俺はそう思っている。
だからあまり響には口を出さない。
『よし、行くか?そろそろ出ねぇとヤバイからな』
『おう…』
俺はカーテンを閉め、
飲みかけのレモンティーのグラスを流しに置き、部屋を出ていった。
鍵を閉め、真新しいローファーを履き、カバンを持ち、響と一緒に憂鬱な入学式へと向かった。
俺はスエットの下を脱ぎ、ズボンに足を通す。
ズボンを腰ではき、
ベルトをしたら準備完了だ。
『さぁな?まぁまたすぐ出来るでしょ』
響は笑いながら、テレビの電源を消した。
響は確かにモテる。
響を見た女は全員響に恋をするだろう。
響は調子にのって何人の女と付き合ったり別れたりする。
でも響は、寂しいんだろう。
俺はそう思っている。
だからあまり響には口を出さない。
『よし、行くか?そろそろ出ねぇとヤバイからな』
『おう…』
俺はカーテンを閉め、
飲みかけのレモンティーのグラスを流しに置き、部屋を出ていった。
鍵を閉め、真新しいローファーを履き、カバンを持ち、響と一緒に憂鬱な入学式へと向かった。