飛べない鳥
『なれたら、背中に乗せて飛ばせてあげるね!』
この時の俺は無邪気だった。
鳥になれると思っていたから、こんな言葉を言ったのだろう。
彼女も無邪気で、僕の発言に手を叩いて喜んでくれた。
『約束ね!絶対だよ!』
『うん!』
僕は初めて会った子に、約束をした。
この約束はまだ果たされていない。
だって…まだ鳥になれていないから。
すると彼女はポケットから何かを出してきて、俺に渡してきた。
『これあげる!ママに貰ったの!ママは大事な子にあげなさいって言ったから、あなたにあげる!』
彼女が俺の手に置いてきたものは、四ツ葉のキーホルダーだった。
『これなに?』
『四ツ葉を持ってると、願いが叶うんだって!』
『じゃあ鳥になりたいっていう願い叶うかなぁ!?』
『きっとね!!』
この時の俺は無邪気だった。
鳥になれると思っていたから、こんな言葉を言ったのだろう。
彼女も無邪気で、僕の発言に手を叩いて喜んでくれた。
『約束ね!絶対だよ!』
『うん!』
僕は初めて会った子に、約束をした。
この約束はまだ果たされていない。
だって…まだ鳥になれていないから。
すると彼女はポケットから何かを出してきて、俺に渡してきた。
『これあげる!ママに貰ったの!ママは大事な子にあげなさいって言ったから、あなたにあげる!』
彼女が俺の手に置いてきたものは、四ツ葉のキーホルダーだった。
『これなに?』
『四ツ葉を持ってると、願いが叶うんだって!』
『じゃあ鳥になりたいっていう願い叶うかなぁ!?』
『きっとね!!』