星の唄
それにコードだ。
コードを作るには多くの申請が必要になる。
しかも、申請は通りにくいはずだ。
やっと申請が通っても、その時提出した用途にしかコードを使えないようになっている。
だから、こんな簡単にメッセージに付けられるはずがないのだ。
(…ソラは何者なんだろう?)
付けられていたコードは、ユイが今まで見たことがないような形をしていた。
何かに例えるとすれば…
まるで本棚みたいだった。
ユイは不信に思いながらも好奇心に負けコードにアクセスした…。
アクセスをした瞬間、身体が浮いたような気がした…