クラスメイトは婚約者!?〜Sweet☆Plan〜
「今日は学校どうだった?」
運転しながら話しかけてくる慶吾
「……………」
今はなんか、話す気になれない
「シカトかよ。彗。」
「……………」
うるさい……
「なぁ―彗―…「ウザいんだよ!!」
「「……………」」
隣に乗っている沙羅もビクッと体を震わせた
「ど…どうしたの……?彗?」
心配そうな顔で俺を見る沙羅
「何でもねぇ―よ。」
そこからは誰も口を開く事はなかった
いや。とても口をきける雰囲気ではないと感じたんだろう……
重い空気のままマンションについた
「あっ…沙羅様。昨日頼まれてたもの揃えて部屋にお届けしてましたので」
「あ。ありがとうございます」