クラスメイトは婚約者!?〜Sweet☆Plan〜
俺意外の男が、沙羅に触ったかと思うだけでイライラが増していく
「…っ…くそッ!」
壁をおもいっきり殴った
じんわりと血で滲む手
ヒリヒリと手は痛む筈なのに……
何倍も…、何十倍にも胸は痛んだ……
5時間目には完璧遅刻していたが、特に気にしなかった
教室に入ると、クラス全員の注目を浴びた
「すみません。遅れました」
「あら?あなたが遅れるなんて珍しいわね。体調でも悪かったの?」
嫌に気に障る女教師の声
「……はい」
「じゃあ仕方ないわね。ほら。早く席に着きなさい」
軽く頭を下げて席についた