クラスメイトは婚約者!?〜Sweet☆Plan〜
普段なら良くできましたなんて、言われたら怒るのに……
慎也の瞳には逆らえない……
不思議な感覚に囚われたまま目的の本を買い、本屋を出た
「この後どうする?どっかで喫茶店にでも寄っていく?」
「ん――そうだなぁ―……」
携帯を取り出し時間を確認した
「あ゙っ!やばっ!!」
つい声が出てしまった
でもそんなことどうでもいいぐらい焦っていた
「どうかした?」
「その…。彗に学園祭の買い出しに行くって、言うの忘れてた………」
「はあ?昼も一緒に食ってんだろ?」
「そうなんだけど……。すっかりその時は忘れてて……」
とにかく早く彗に連絡しないと!!
「もしもし!彗っ!?」
急いで彗に電話をかけた
『お前っ!何してんだよ!学校探してもいねぇ―し!』