夢で見た君との空
「わりぃな!こんな話して。絶対、莉亜には言おうと思ってた。いつかは、だけど」
「うん、聞けてよかったよ……」
あたしは苦笑いを必死に明るく見せてみた。
章はあたしが無理しているのに気づいている。
「そうか、ありがと。送るわ」
「あ……そうだね」
辺りはもうすでに真っ暗だった。
時刻は8時をゆうに越えている。
しばらく歩いた。
「じゃあ、ここだから」
「あ、うん。また明日な!」
章は笑っている。
寂しげな笑み。
「うん、またね」
あたしも笑った。
「うん、聞けてよかったよ……」
あたしは苦笑いを必死に明るく見せてみた。
章はあたしが無理しているのに気づいている。
「そうか、ありがと。送るわ」
「あ……そうだね」
辺りはもうすでに真っ暗だった。
時刻は8時をゆうに越えている。
しばらく歩いた。
「じゃあ、ここだから」
「あ、うん。また明日な!」
章は笑っている。
寂しげな笑み。
「うん、またね」
あたしも笑った。