sweet
メグの方へ視線を変えると楽しそうに笑うメグがいた。
いいなぁメグはすぐ友達が出来て。
元気すぎるくらいのあの性格じゃ、みんなついて行くよ、きっと。
私がぼーっとメグの方を見ていると海斗が私の肩をたたいてきた。
振り向くと海斗の人差し指が私の頬に当たっている。
「プッ!引っかかった!」
海斗は笑っていた。
私はそんな海斗を見て黙っていた。
海斗は私の様子に気づいたのか私の頬から人差し指を離した。
「ごめん。」
海斗はつぶやくとほおづえをついた。