sweet
お弁当も食べ終わり教室に戻った。



自分の席に座ると海斗の方に顔を向けた。



「海斗君♪」




「キモッ。」




海斗がひくような目で私を見る。




このやろうっ。




「なんでよっ!即答しやがって!」




「で、何?」




「私の友達を紹介しようと思って♪」




私は隠れるメグの手を引っ張った。





「この子なんだけど?」




私が言うとメグも照れながら軽く頭を下げた。




「あ~。こいつとクラス表のところに一緒にいたでしょ?」




「えっあっはい!」



「俺、佐藤海斗。よろしく。」
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