sweet
思い
「まっ私は触れないどくけど。ご飯だって!早く来なよ!」



明帆が部屋から出て行く。



不安な気持ちのまま私は階段を1歩1歩下りた。



明日大丈夫かな…?




-次の日



玄関をあけるとメグの姿があった。



ハニーブラウンの色をした長い巻き髪。



いつもより可愛く見えるのは気のせいだろうか?



私の姿に気がつかないみたいで、目線は違う所にあった。



だれかと話している?



ちょうど見えない所に相手は立っていて誰かは分からなかった。



誰?


もしかして海斗??



わざとトンッっと靴で音を鳴らすとメグが振り向いた。



「あっ詩音!」



メグはいつも通り笑顔だった。



それとほぼ同時にメグの隣から1人出てくる。



「詩音?」
< 30 / 58 >

この作品をシェア

pagetop