sweet
智が海斗の肩をたたく。
「あっ幼なじみか?」
海斗がほっとしたように見えた。
やっぱりな…。
智の彼女ではありませーん!
「びっくりしたわ…。彼女いるっては聞いたけどさ…。」
「あーでも、こいつの妹とは付き合ってる。」
「うわっ変な関係だなぁ?」
「そうか?」
笑いながら海斗と智は話していた。
私はメグの方へと歩いていった。
「まさか、今日の朝に言われるとは思ってなかった…。智からなんてさっ。」
メグが机の方に目線を向けて私に話しかける。
「うん…。まあ大丈夫だって!」
私は笑って返した。
「あのね?友達に聞いたんだけどさ…。」
「うん?」
「海斗って好きな人いるらしいよ?」
私は体に衝撃が走った。