sweet

ー教室


海斗は委員会の仕事。



私が入った瞬間、智が近づいて来ようとしたのが分かった。



でも空気を読んだのか近づかずその場の壁に寄りかかった。



智には何が起こっているのかが分かっていたようだ。



メグも友達に慰められていた。




集中される私への目線。




まるで私が悪いみたい…_




でも悪いのは私なんだよね…




そんな中、私は席に着いた。




「ねぇ?海斗と付き合う事にしたの??」




急に聞いてきたのはさっきメグの周りにいた女子だ。




「えっ…ぅん…。」




私はかすかにうなずく。




めちゃくちゃ睨んでるよこいつ…




「あんたさぁ~!メグの事考えなさいよ!」





どなって私の机をたたく。




周りの空気も静まりかえった。
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