sweet

私はメグの手を掴んで握手した。



「へへ。子供っぽいでしょ?」



「うん…。本当子供!」



メグは少し泣きながら笑みを見せた。



「あっ。一つ約束して?」



「何?」



キョトンとメグが驚く。




「絶交って言葉。あと私にいっちゃダメだよ!」




「うん!」




これで…



私の心の荷物が少し減ったような気がした。






ー(実は窓から覗いていた智と明帆)




「はぁ…。お姉ちゃんって分かりやすいよね?」




「うんっ。なんか悩んでるとか分かりやすい!」




「…でもいいなぁ……。これで彼氏さんといちゃつけるんだね…。」




明帆が少しふてくされる。そこに智がキスをした。





「お前も同じくらい分かりやすい///」




「///」




「………おい。いちゃつきカップルさん♪」



何、目の前でキスしてんのよ!!
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