王子様のKiss
私は中1の夏初めて恋をした。
その人の名前は、山田潤。
優しくて、誰からも好かれてて……
自分と付き合えるなんて思ってなかった。
男の子はよくわかんないし、話さないし…
とにかく、いままで男の子と触れ合ったことはなかった。
そんな見てるだけ、を続けてあっという間に、秋の季節になった。
「いい加減告白でもすればいいのに」
いっつも奈美ちゃんは私にそうゆう。
だって……
「わかってるんだもん。返事とか」
「告白しといたほうがいいと思う。もしかしたら付き合えるかもしれないのに。勿体ないよ」
…そうだよね。
私はそう言われてから数日だったある日、潤くんを呼び出した。
そして……意を決して告白した。
「好きです。だから…付き合ってほしいの…」
驚いた顔をしている潤。
そして…
「ありがとう。俺も好きだったんだ。付き合って」
っていってくれた。
それから、私達は付き合うことになった。