リク小説★

┗‥side KAI



「…てかさー、ぶっちゃけ。」


昼休み。
いつもと同じ様に教室の窓側で、数人の友達とパンを頬張っているとき。


「あ?」


「河野とどうなの?」


興味津々ってゆう顔で突然ふられた話題。



「はっ?…ど、どうって?」


「だからー、上手く付き合えてんの?」


……上手く?


、上手くってなんだ?



コーヒー牛乳をストローで吸いながら
それとなく教室の中心地に目を向けると

人よりも少し赤く染まった綺麗な髪が目に入る。


友達とお弁当を食べながら、笑顔の南美。


「…まー、ぼちぼちな。」

ぱっ、と目線を戻して返事を返す。
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