リク小説★
でもそんな海に
『嘘にきまってるじゃん。』なんて
やっぱり言いたくない。
「ごめんなさい…あたし、コンタクト無いと何も見えなくて…」
そう言って
海の前にしゃがみ込んだ。
嘘つき。
口元。笑ってるよ?
…もういい。
ムカつく。
こんな女から早く離れたい。
そんな汚い言葉で
海に近づかないでよ。
「…海、行こ。」
すくっ、と立ち上がって
その場を後にしようと一歩進んだ
「えっ?みな…?」
「……きゃあっ!」
その時だった。
えっ――――……