モデル達の恋物語


まったく、
こんなに広い校舎造んのが
悪いのよっ!←八つ当たり




そう一人でいろいろ文句を
言いながら教室を
探していると、



「何百面相してんの?」



といきなり声をかけられた。

ぱっと顔を上げると、

「え?
 あたし?」

ぱっと顔を上げると、
そこには銀髪のめちゃくちゃ
イケメンが立っていた。


「お前以外誰がいんだよ(笑)」


「でもあたし百面相
 してないです!」

そう言うと、
男はニヤリと笑いながら


「いやいや
 完全にしてた♪」

と言った。


なんで語尾に音符
つけるような話し方なのー?!


てかあたし百面相なんかしてないしっ!


多分……………



あれ?

でもいろいろ考えてたから
してたかも?


うーん



どーなんだろ?



 パシッ

「痛っ!
ちょっ…
なにするんですかー!?」


「また百面相してんぞ。」

といってあたしの頭を
軽く叩いた。


カアァァ//


そう言われて、ついつい赤面してしまった//
また百面相してたなんて……


「てかここで何やってんの?」




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