あなたが居るから、私が居る


そして…あたしの首の辺りがとてもキツく絞められているような感じ…
後ろには誰かが居るような感じがして、意識を留めているのがやっとの状態。

瑠霞「知沙、大丈夫か?俺に幽霊を流せ。」
そう言って、氷のように冷えきった手を暖かい瑠霞の手に重ねた。

少し、"何か"が取れた。

瑠霞「少しは楽になったろ?俺にくっつかせたから。」

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