あなたが居るから、私が居る


瑠霞「知沙~!!」

ずっと待っていたこの声…
瑠霞は父親の車で迎えに来てくれたのだ。

瑠霞「知沙、ごめん!理由はあとで話すから…乗って。あっ、それと後ろに乗ってるのが俺の親父。」
そう紹介してくれた。

知沙『初めまして、森川知沙です。』
当たり障りのない挨拶をした。


車に乗り込み、浴衣の帯が潰れないよう浅めに座ると、瑠霞が理由を話始めた。

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