あなたが居るから、私が居る

瑠霞さん「そこ、監視カメラがあるからな。」
と、急に言う…ι

監視カメラを逃れながら、外階段の屋上に来た。
夏休みなので、電気も付いていない、人の居ない校舎は薄気味悪かった。

知沙『ねぇ、怖いよ…』
と、弱音を吐く。

瑠霞さん「お前、怖がりなのか?まあいい…おい知沙、こっち向け。」
急に言われて振り返ると…唇が当たった。

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