あなたが居るから、私が居る

Yちゃんは瑠霞を見つけた瞬間、逃げようとした。
けど、あたしは逃げられないように腕を掴んでいた。

観念したように、椅子に座り、ずっと下を向いて俯いていた。

あの時の事は怒りが先で大まかにしか覚えていないが、この事を言ったのは覚えている。


瑠霞「お前さ、知沙にmixiの日記見せてもらったけど、あれ、なんなん?答えろよ。」
瑠霞の目はキレていた。

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