あなたが居るから、私が居る


2009年5月
5月も終わりに近づいた頃…

学校が終わり、土砂降りの雨が降っていた帰り、あたしの親が珍しく迎えに来てくれる事になった。

30分くらい待たなくてはならなかったが、同じく傘を持っていないYちゃんと、瑠霞と一緒に一服をしながら、雨宿りをしていた。


Yちゃんの相変わらずの男癖の悪さに呆れながらも、料理くらいは頑張れよ?と伝えた。

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