あなたが居るから、私が居る


曲を聴き終わる頃には、涙で瑠霞のつなぎが濡れていた。

知沙『ごめん…濡れちゃったね…。』

瑠霞「気にしなくて良いんだよ、泣きたい時は泣きな。」
その言葉に更に泣いてしまった。

少し落ち着いた頃、瑠霞が…
瑠霞「俺さ、いつになっても良いから…森川と付き合いたい。全て背負うから…。ずっと待ってるから、気持ちの整理がついたらおいで。」

そう言ってくれた。

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