大きな愛
そして、2人で食べた。めっちゃおいしかった。ちょっとだけ2人で分け合ったりもした。カツ丼もおいしかった!!




「おいしかったね!!」

「そだな!やっぱここはよく来るからなぁ~...」

お腹いっぱいになったら、今度はあたしたちは街に出かけた。
今日はクリスマスだから、いっぱい人がいる。人が通りぬけるたびにジロジロみてくる人がいる。前もあったけど、やっぱり賢治がかっこいいから見てるんだろうな...なんてヤキモチをやく。あたしこんなにも賢治が好きだったんだって改めて知るんだ。





「なんか...嫌だな...」
突然歩いてる時に言われた。

「どしたの??賢治...」
嫌なのはあたしの方だよ...。


「だって...通りぬける男らがさ...美月のことばっか見てるし...なんかそれが無償に腹立つ...」

賢治は怒ってた。


「賢治...?」

「ん??何?」

「あたしの方だって...女の人たちが賢治見てるから...なんか...嫌だったよ?」

「え...?そうなの??」

「気付かなかったの??」

「そっちだって...」
なんていいながら笑いあった。
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