大きな愛
「これが...俺にとってのクリスマスプレゼントになるんだよ...俺のわがままくらい聞いてよ...」


「ごめん...」

そこまで言うとやっぱり言い返せなかった。





「さっ!!もう時間だ...行こうか...」

「え...う...うん...」

とりあえずわけがわからないまま、あたしたちは式場に向かった。






すると...



「お待ちしておりました...」

「悪いな...」

「彼女ですか??」

「あぁ...よろしく頼んだよ...」

賢治と話してる人...誰??
よろしくって...何を...?
あたしの頭の中はよくわからなくて疑問だらけだった。




「賢治...?」

「とりあえず...美月を案内してあげてください」

「かしこまりました。では、美月様どうぞ」

「あっ...どうも...」
わけがわからないまま、その女の人について行った。



「あの...どういうことですか??」

あたしは聞いてみたけど、

「これは、秘密なんで...」
そう言われて、そこから何も喋らなかった。


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