大きな愛
すると、今度はさゆりがきた。
「さゆり!!」

「美月!!会いたかったよー!!」

「あたしも!!」

「あれ...先生たちとかは...?」

「あぁ...
先生は仕事で忙しくて、後...皐月たちはなんか会いづらいからって...お菓子もらってきた。ごめんねって言ってたよ。後ね...これ、美月には言わないでって言われたんだけど...賢治さんから結婚式のことね、学校まで来て言ってくれたんだよ?みんなびっくりしちゃったけどさ...俺の大事な人だから、結婚式にぜひ来てほしいって...なんか堂々と言ってきたからなぁ~...あたし行きます!って手あげてね、皐月たちは悩んでたから、無理やりあげさせたの。まぁ...皐月らも結構反省してるみたいだし...」

あたしは改めて、さゆりの強さを知った。やっぱりすごいなぁ...。






「ってことで、また来るよ!!実は学校抜け出してきてるんだよね~...」

「え??ダメじゃん!!」

なんていいながら、さゆりは学校に行った。








なんだ...みんな忙しいんだ...。
そういえば...賢治どうしたんだろう??仕事で忙しいのかな?ずっとあたしのために色んなことしてくれたしな...。
< 131 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop