大きな愛
「美月…?何ボーっとしてんの??」
「ん?なんでもないよっ!!疲れただけ…」



「俺に対して…?」
不安げに言う賢治が、なんか子犬みたいでキュンときた。

「バカっ!!そんなことないよっ!!」
「なんだ~…よかった」




その笑顔反則だよ…。
すぐニコッと笑う賢治の笑顔はめっちゃあたしの好みだもん!!




「そういえば…学校は?平日だよ、今日」



あぁ…今日平日なんだ…



「行かない…」



「なんで??
友達に裏切られたから?

だから…行きたくないの??」


「そだよ…学校嫌なの…学校行くくらいなら…ずっと賢治のそばにいたい…」






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