大きな愛
「美月は何頼むの??」

「あたしは...親子丼だけでいいや...お腹いっぱいだし...」
結構お昼に食べたからな...。



「俺はハンバーグ定食!」

「好きだな~...ハンバーグ...」

「まぁな!!てゆうか...美月のほうが好きだけど...」

なんていいながら、注文した。








明日は賢治は仕事で朝から行かないといけないらしいから、早く帰らなきゃいけなくなった。あたしたちは食べて、車に乗って賢治はあたしの家まで送ってくれた。



「ありがとう...」

「どういたしまして」

そして、あたしが家の中まで入ろうとした瞬間、賢治に腕を掴まれて、「ちゃんと飯食えよ」と言ってさよならした。



今思うと、何か様子が違うから変だった。
ご飯なら...あたしちゃんと食べてるのに...。そう思いながらあたしはすぐに寝た。
< 78 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop