大きな愛
賢治のこと...ずっと愛してたのに...
ずっと...信じてたんだよ??




なのに...おかしいよ...
浮気なんてするはずないと思ってたのに...ひどいよ...。もう誰も信じないもん!!さゆりだけだよ...さゆりしか信じれる人いないよ...。



お母さんも...何も言わずに出て行ったし...。育てられないなら...何か言って出て行けばいいじゃない!!ひどいよ...みんな...もう何もいらないから...。





あたしはもう身体が重くて立ってられないまま、気を失った。











あたしは目を覚ました。すると...病院だった。
「目...覚ましたね...よかったぁ~...心配してたんだよ?」


「さゆり...?」



「通りがけに道で人が倒れてたから...誰も助けないんだもん!!あたしほっとけられないから...そしたらさ、美月だったからびっくりしたよ...」


そうだったんだ...さゆり...ありがとうね...。
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