君色に染まるあたし
出会い




「愛姫朝よー。早く起きなさい。ご飯冷めちゃうわよー」

今日もお母さんの怒鳴り声が聞こえる。

「ハーイ。今行きますぅ。また学校か。めんどくさー」

あと5ふんだけねちゃお。


階段の足音が聞こえる。私のほうにどんどんちかずいてくる。

「愛姫おきなさい。もう8時になるわよ」


「わかってるから。・・・って、えーーーーーーーー。」

急いで制服に着替える。
階段をおりて焼あいてあるパンをくちにくわえて
玄関に行って靴はいて   
外にでて。
いつものように葵がまっててくれた。

「ごめん葵。またねぼうしちゃった。」
「わかったから早くいくよ」                                 
私と葵は2人で学校に向かう。
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop