君色に染まるあたし
出会い
「愛姫朝よー。早く起きなさい。ご飯冷めちゃうわよー」
今日もお母さんの怒鳴り声が聞こえる。
「ハーイ。今行きますぅ。また学校か。めんどくさー」
あと5ふんだけねちゃお。
階段の足音が聞こえる。私のほうにどんどんちかずいてくる。
「愛姫おきなさい。もう8時になるわよ」
「わかってるから。・・・って、えーーーーーーーー。」
急いで制服に着替える。
階段をおりて焼あいてあるパンをくちにくわえて
玄関に行って靴はいて
外にでて。
いつものように葵がまっててくれた。
「ごめん葵。またねぼうしちゃった。」
「わかったから早くいくよ」
私と葵は2人で学校に向かう。