空色パレット
変態、変態っ!

絶対、わざとだよっ。


「バカ、バカ、バカァ!」


「んだよ、うるせーな」


「どこ触ってんのかわかってます?!」


「けっ。こんな小さ…」


「うるさーいっっ!」


気にしてるんだからっ。
ていうか、これセクハラじゃん!


「俺の好みのサイズより、小せぇんだ。気にするな」


「そーいうのは、セクハラって言うんですよ!」


まだ気持ち悪いと言っている笹河の背中を力いっぱい叩いた。


「うっっ…ばっ…か…」


本当に吐く!?

これは、さすがに逃げたほうが…。


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