空色パレット
お見合いの話も、何とか成功したし、しばらくは仕事がなかった。


「いいから食え。そんなに嫌ならバイトをさっさと見つけてこい」


見つかんないから困ってんの!


納豆を混ぜて、ご飯にかけている途中。


ピーンポーン。


だぁれ?

朝っぱらから非常識なやつだなぁ。


玄関へと走って、扉を開けようとした。


『蒼空ぁ。いるー?』


…し、親友達!

5人の親友達が朝っぱらから家に来てしまった。


笹河がいるのにーっ!


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