空色パレット
「食ったら仕事だからな」
「はぁい」
笹河の変化と言えば、前の携帯を壊して、新しい携帯に変えたこと。
秋香さんからの電話やメールが嫌だから。
何度も何度もそんなことがあったから、それにキレた笹河は…。
バキャッ。と…ご想像にお任せします。
そして、ごみ箱に捨てた。
「秋香さん、泣いてますよ」
「けっ」
これ以上言ったら、また携帯を真っ二つにするかも。
やっと食べ終わると、笹河があたしに封筒を渡してきた。
「また減ってないですよね?」
「さぁな」
お小遣という唯一の楽しみ。
でも、笹河はケチなもんだから本当に少ないお小遣。
「…せ、せ、せ…」
「まぁ、今回は色々とやってもらったからな」
千円札がヒラリとテーブルに落ちた。
ふ、増えてる!
この前、500円だったし。ある意味いいか。
「はぁい」
笹河の変化と言えば、前の携帯を壊して、新しい携帯に変えたこと。
秋香さんからの電話やメールが嫌だから。
何度も何度もそんなことがあったから、それにキレた笹河は…。
バキャッ。と…ご想像にお任せします。
そして、ごみ箱に捨てた。
「秋香さん、泣いてますよ」
「けっ」
これ以上言ったら、また携帯を真っ二つにするかも。
やっと食べ終わると、笹河があたしに封筒を渡してきた。
「また減ってないですよね?」
「さぁな」
お小遣という唯一の楽しみ。
でも、笹河はケチなもんだから本当に少ないお小遣。
「…せ、せ、せ…」
「まぁ、今回は色々とやってもらったからな」
千円札がヒラリとテーブルに落ちた。
ふ、増えてる!
この前、500円だったし。ある意味いいか。