空色パレット
しばらくして、周りはさっきとは違う騒がしい場所だった。


周りは、ピンク色ばかり。


「あの…」


「罰変更な」


「は、はぁ?」


「―――することにした」


や、やだっ!!

バタバタと暴れてみたけど、笹河はさっきよりも真剣な顔で前を見ていた。


ここ、ラブホじゃないっ。


「ここなら、いくらでも鳴けるぞ」


「いいですよぉ!」


笹河は、まだできたばかりだと思われるラブホの中へと進んでいく。


ちょっと、マジ!?


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