消え行く花のように









『ジュードの手、冷たいね 』











そう言って、俺の手を握り締めて離さなかった小さな少女の













精一杯の













<お礼>






















それに手を通し、テーブルの上に置かれた小さな白い花が咲く鉢を、眠る少女の枕もとに置き、部屋を出た――



< 94 / 101 >

この作品をシェア

pagetop