愛してるのに愛せない


「レイは小五の時に転校したんだけど…戻ってきたんだな?」

「うん。パパの出張が終わったからね♪」

「そっか。また一緒だな」




あたしは二人を見ていて、胸が苦しくなる…







それは嫉妬…?



それとも…海斗をあたしより知ってるから…?






二人を見つめていると授業の始まりを告げるチャイムが鳴り、海斗も北見さんも席につく…
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