愛してるのに愛せない
俺の笑いが収まると、三人で遊ぶ内容で話そうとした。
俺が話し始めようとしたときにチャイムが鳴り、先生が来たため一時中断…
授業のうちに考えなきゃなぁ…
俺は教科書とノートを机の上に出して頬杖をついた。
両隣をチラッと見ると、大輝は寝ていた。
反対の席の彩を見ると、うとうとしていて今にも寝そうだ。
こいつら…寝るの早いっつーの!!
つまんねぇ…
彩の前の席に座っている明日香を見てみた。
おっ?あいつは真面目だな。
それを見て、俺も黒板に書かれた文字をノートに写すことにした。