イヂワル王子×天然お姫~ secretly case ~
「なんか気になるから言えよ!!
てか、そんなんで傷付く訳ねぇーし!!」
言えよ、言えよっと
しつこく魁が言ってくるから
仕方なしに答えてあげることにした。
「あのねぇ…
寮のことよ!!
とにかく、アンタらと同室みたい?
なのがとってもいやなの!!
分かった!?」
一気に言いたいことを並べたら、
「フゥー」
っと息を付き、
『どんなことでも言いなさいよ』
的に待ち構えていた…
「「……」」
が、
何にも反応をしてくれない…
これって、結構虚しいんですが…
何か言ってよ…