ツンデレ彼氏をGETしろ!


『じゃあ、失礼しま〜す』

上半身は裸のままの俺をソファーに横向きに座らせ、春野がその横に膝をついて座りながら俺の背を拭いた

「はぁ…」

ベタベタだったからな…

「助かった」

『いえいえ、とんでもないっ!昨日のお礼だから。』

春野はまたせっせと背中を拭きだした。
春野に触られても嫌な気がしない…。
なぜだ?逆に心に暖かいものを感じる。
と思っていたら

ガチャッ
「入るわよー!
…あら?お客様かしら?」

と甲高い声をだしながら女が入ってきた。
鍵を締め忘れていたか…


『えっ、うぇえっ!?』

後ろで慌てる春野。
いつもは強ばっている頬が自然にふっと緩む


バンッ
「あっら〜いらっしゃい。…って可愛らしい子じゃなぁあい!!」

『はひぃっ!?』
 
 
 
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