~親友という名の絆~
そして、ビル群を抜け海岸にそれるみちを行こうとしたとき……
+ たった今速報が入りました。+
騒音に混じってアナウンサーの声が聞こえる。
「何だろ。」
遥がモニターの方を振り返る
+ 昨日起こったバスとトラックの衝突事故で、未だ身元不明だった遺体の身元が判明致しました。+
もう…………?
「遥、行こ……」
私はモニターに背を向け遥の腕を引いて歩き出す。
「どうしたの?」
モニターの画面が代わる気配がした。
+ 死亡したのは、霞中学校3年 柳 薫さん +
「えっ……」
そんな声が聞こえる。
でも私はそのまま歩き続けた。
+ たった今速報が入りました。+
騒音に混じってアナウンサーの声が聞こえる。
「何だろ。」
遥がモニターの方を振り返る
+ 昨日起こったバスとトラックの衝突事故で、未だ身元不明だった遺体の身元が判明致しました。+
もう…………?
「遥、行こ……」
私はモニターに背を向け遥の腕を引いて歩き出す。
「どうしたの?」
モニターの画面が代わる気配がした。
+ 死亡したのは、霞中学校3年 柳 薫さん +
「えっ……」
そんな声が聞こえる。
でも私はそのまま歩き続けた。