～親友という名の絆～

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朝行きにくかったけど、思い切って出かけた。


待ち合わせの場所は桜の樹の丘


着くと翔はもう来てた。


「翔、おはよ。早いね。
てか来たんだ。来ないかと思ってた。」


「…別にいいだろ。」


「奈津…は、まだみたいだね。」


辺りを見回してみる。

でもまだ奈津はいない。

ポケットの中であのストラップを握り締める。






「幸ー！翔ー！」

息を切らしながら向こうから走ってきた。

「ゴメン、待った？」

「別に大丈夫だよ。早く行こっ♪」

「うん。」


そして丘を降り、中央交差点に向かった。

中央交差点の下には地下街があって、良く来るんだ♪


地下のお店は沢山あって１日じゃ回りきれない。