~親友という名の絆~
『貴方たちに授けた力は2つで一つ。
貴方たちは元々何かしらの力を持っていました。だからあの様な大規模な洪水が起こせた。この力を使う素質があります。どうか、この力で魂たちを助けて下さい。』


「俺らの新しい力…どうやって使えば…」

柔らかく拳を握る。


『それは順を追って、教えていきます。
さぁ、早速仕事のようです。』



セピアの光が更に強まった。


2人が振り返ると、翼を持ったオレンジ色の球体が、灰色の空間を漂っていた。














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